相場が大きく動くのはどんなとき?

sdf7s78 相場というものは、意味もなく動くものではありません。その裏にはつねに人々の経済活動があり、特に大きな動きを見せるときにはそれなりの理由があるものなのです。以下に、その要因となるケースを挙げていきましょう。

1.中央銀行が政策金利を変更した場合

各国の中央銀行では、月ごとに政策金利の発表が行われます。この日時は決められているため、事前に相場が動く予想は立てやすくなります。そしてこの市場の予想より金利が高いか低いかで、相場は動きを見せることになります。ここで気をつけなければいけないのは、あくまで「市場の予想」との比較が問題なのであって、前回の金利との比較は関係ないということです。ただし、基本的に金利は高いほど通貨のレートは上がり、低いほどレートは下がるものではあります。

2.経済指標が発表された場合

おもな経済指標には、GDPや貿易収支、さらに雇用統計、失業保険申請件数、住宅着工指数といったものがあります。これらは日々世界中で発表され、その時間もはっきり決まっているため、やはり相場の予想は立てやすくなっています。そして政策金利と同じように、こちらも前回との比較ではなく、あくまで市場の予想との比較によって相場は動きを見せます。

3.政治的な要因による場合

政府首脳などの発言によっても、為替相場は大きな変動を見せます。特に定例会見や講演会などはあらかじめスケジュールも決まっているので、相場が大きく動くかどうかの予想が立てやすくなります。ただし要人による発言は突発的な場合もあり、そのさいには思わぬ損失が出てしまうことも考えられます。それを防ぐために、ストップロス注文は欠かせません。

4.中央銀行が為替介入を行う場合

日本でもあまりに円高が進行しすぎたさいに為替介入が行われました。スイスやオーストラリアなどでも見られます。これとは正反対に、発展途上国や新興国などでは、自国の通貨が安くなりすぎてしまったさいに為替介入が行われます。これらは経済指標などと違い、突然行われるのが基本です。また比較にならないほど為替相場に直接的な影響を与えるので、ポジションへのトップロスは当然欠かせません。

5.地域紛争や戦争などが起こった場合

たとえば油田地帯などで紛争が起こったさい、原油の供給がストップしてその価格に大きな変動が起こるケースがあります。こうなると為替相場でも大きな変動は避けられません。日本でいえば北朝鮮がミサイルを発射したさいなどには、そのリスクが考慮され日経平均株価が大きく下落することもあります。

すべてにおいていえることは、ポジションにはトップロス注文はかならず入れておくべきということです。事前の備えによって、大きな損失を出してしまわないよう気をつけましょう。


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